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桜岳陶芸

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 薩摩赤水(赤水麓)のバス停のあたりでは陶芸が行われています。その一つ、桜岳陶芸の社長さんに今回お話を伺うことができました。

​ ここで主に作られているのは「桜島焼」と呼ばれるものであり、その大きな特徴は桜島の火山灰を混ぜた粘土を使っていることです。しかもなんと社長さん自らの手で配合されているんだとか...!灰を混ぜることで独特な渋い輝きが出る一方で、灰は高温で焼かないと溶けないため温度を上げる必要があり、そうすると逆に粘土が高温に耐えられなくなり壊れてしまうものが多く出てしまうから大変だそうです。湯吞みなども持ちやすいように工夫しながらひとつひとつ丁寧に作られていました。手間がかかっているからこそ買われた方にはその一つに愛着を持って長く使い続けてもらいたいですよね。社長さんとしては焼き物を作ることがとても楽しくて好きだからやってるんだとおっしゃっていました。好きなことを仕事にできるって本当にいいですよね。

 絵付けや火山灰アートの体験ができるので桜島観光の記念にぜひ立ち寄ってみてください。

​ 社長さん今回はありがとうございました。(この記事は2023年に書きました)

これが「桜島焼」
 

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一度にこの量を奥に映ってる窯で
何十時間も焼くそうです

 

お店の中の様子
 

一度に焼いた中でこんなに
壊れて廃棄になるんだって

 
社長さん。ひとつひとつ手作り。
 
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