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桜島一周のしおり
古里町・安永溶岩②

ここは古里温泉で有名な地域です。
かつての九州ハネムーン最盛期にはここ古里温泉郷も多くの新婚さんで賑わい、栄えていたようですが、今はホテルが2軒残るのみです。どちらにも源泉かけ流しの露天風呂があります。前面に錦江湾を一望でき、沈みゆく夕日がとても綺麗に見えます。
国道の山側には古里公園があり、「放浪記」「浮雲」で知られる林芙美子の文学碑があります。「花の命はみじかくて苦しきことのみ多かりき」(上の写真)芙美子の母が古里町の出身で、本人も一時期ここで暮らしていたそうです。
この地域もまた安永溶岩地帯です。ここは南岳の南側山腹から流れた溶岩で埋められた地域になります。
廃墟になったホテル(ひぃぃ~~(;´Д`)まだ解体しないのかな)を過ぎると改新交流センターなるものがあります。元改新小学校です。1997年に児童数の減少により休校になり、2014年に正式に閉校になりました。それが改装されてできたのが改新交流センターです。すぐ近くの職員宿舎もゲストハウスに生まれ変わっています。学校だった当時の面影を一部に残しつつ綺麗に改装し、多目的室や資料室、和室などがあります。資料室とかは初見だったら結構面白いと思います。特徴的なことに校舎の3階に体育館があるんですよ。1・2階は普通に教室なのに。すごく狭くて、バドミントンコート1面分ほどしかなかったと思いますが。改装される前は校庭に遊具や表示板みたいなものが残っており校舎も寂れていて、高免小学校よりTHE☆廃校って感じがして好きだったんですけどね。
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