​黒神埋没鳥居

　これは有名でしょう。皆さんご存じですよね。ここに立ち寄るにはどうしても桜島を一周する必要があり、またバスはほとんどなく車を使わざるを得ないため不便で時間もかかりますが、訪れる価値はあると思います。

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　ここ腹五社神社の鳥居は大正大噴火による火山灰で埋まったものです。もともとは高さ３ｍほどありましたが、２ｍが埋まり現在見えている部分は１ｍ程度です。噴火の凄まじさがわかりますね。噴火が落ち着き、住民が帰ってきたときには掘り起こそうという話もあったそうです。気持ちは分かります。大切な神様を祭っている神社の鳥居ですもんね。ですが当時の東桜島村長がこの災害を後世に伝えよう、とそのままで残すことにしました。

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　隣は黒神中学校です。2020年度は休校でしたが2021年度に入学生がおり今は全校生徒1人です。以前からここの生徒さんが毎朝埋没鳥居周辺の清掃をしてくれているそうです。ここが折り返し地点で、残り半周です。